TOMOとはラオス南部チャンパサック県にある遺跡の名前。
世界遺産として知られるワットプーと同じ時に一緒に登録された。
しかし、ここを訪れる人は少ない。
交通の不便さもあるが、まだラオス政府自身も積極的にアピールしている様子もない。
そして、ちゃんと調査もされていないのではないかと思われるのだ。
ワット・トモへの入り口
入場料10,000kip(約百円)と書かれているが、訪れたのが日曜だったせいか
付近には徴収係らしい人はいなかった。
入り口付近に野ざらしに置かれていた素焼きの彫刻
持って行かれてもわからないだろうが、持って行く人もいないようだ。
うっそうとした森の中に遺跡がたたずんでいる
ワットプーと同じように参道の両脇にはリンガが並んでいる。
しかし、どれも崩れたり壊れたりしていて、原型を残すものは少ない
このTOMO遺跡がクメール文明発祥の地であることは、あまり知られていない
確認された中ではクメール様式で立てられた最古の遺跡であるという
初めてのクメール様式とはいえ、すでに立派なレリーフが刻まれている
インドからのヒンズー教(バラモン教?)の影響はこの時代すでに確立されていたようだ
このTOMO遺跡はワットプーからメコン河を挟んだ東側にあり、
パクセからは車で乗り付けるしかない。
現地の旅行会社でツアーがあるはずだが、
興味のある人は連絡をもらえれば協力できると思う。
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