初めてビエンチャンを訪れたのは、2000年1月。
その頃、バンコクに住んでいた私は会社を辞めた都合でビザの
切り替えのために夜行列車とバスを乗り継いで、たどり着いた。
友好橋からはフォラン(欧米人)たちと一緒にトゥクトゥクに
乗って市街に向かった。
今や小綺麗な店も並ぶ市街 |
その途中。
小さな子どもたちが道ばたを並んで歩いていた。
きっとファランの誰かが手を振ったのだろう。
子どもたちが一斉に手を振り返して来た。
口々に「サバーイディー」「ハロー」と
思いっきりの笑顔だった。
この出来事ひとつで、私はこの国が大好きになってしまった。
朝夕と渋滞も起こるようになったビエンチャン |
その時、街中のいたるところで工事が行われていた。
タイや日本だったら工事中の至る所で車が渋滞する。
しかし、その頃のビエンチャンには車どころかバイクすら
ほとんど走っていなかった。
2010年11月
気がつけば、あれから丸10年経っていた。
訪れた街にその面影は全く無かった。
ただ、穏やかなメナムの流れと澄んだ夕焼けだけは、
昔と変わっていないように見えた。
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